落語ニュースでも「NHK音源無断使用問題」で投稿した、NHK「ラジオ名人寄席」でTBSの音源が無断使用されていた件の続報です。
03年5月13日に放送された千家松人形とお鯉の「音曲吹寄」。78年1月に日刊スポーツ新聞社が主催した「にっかん飛切落語会」で演じられたものを、TBSが収録。83年1月15日、同局ラジオの落語番組「早起き名人会」で放送されていた。
NHK:落語放送の無断使用 新たに1件--ラジオ名人寄席 - 毎日jp(毎日新聞)より。
まだ出てきそうなので引き続きフォローしていきます。
NHKがTBS収録の音源を無断で使用していた問題。3月28日にNHKから発表され、なんだか大きな問題になりつつあります。
無断使用された番組の元プロデューサーで落語評論家、川戸貞吉さん(70)らが31日会見し、「無断使用は100件以上に及ぶ可能性がある」と指摘した。
玉置宏さん:落語放送の無断使用「100件超す」 - 毎日jp(毎日新聞)より。
玉置宏さんは、番組司会降板、横浜にぎわい座の館長も辞意、という状態。
この事態を受けてNHKではTBSの放送を収録したと確認されたテープを消去処分にするとともに、TBS並びに演者関係者に対してお詫びをし、著作権処理についてお話を進めさせていただいています。
NHKのリリースにもありますが、著作権についてうるさく言う放送局同士の手打ちはいったいどういう結末になるんでしょうか。個人的には、落語も1コンテンツとして、いろいろ簡単に利用できるようにするのが一つのテーマです。
梅田経済新聞によると、落語定席「天満天神繁昌亭」の落語がCDとDVD化されるようです。
落語定席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区天神橋2、TEL 06-6352-4874)は3月5日までに、「繁昌亭らいぶシリーズ」のCDとDVDの第1弾〜第3弾をテイチクエンタテインメント(東京都渋谷区)から発売した。
いずれも繁昌亭での演目を収録したもので、2月27日には、第1弾となる桂春之輔さんの「ぜんざい公社」など3席を、第2弾は笑福亭三喬さんの「おごろもち盗人」など3席を収録したものを同時発売。3月5日発売の第3弾は、桂吉弥さんの「ちりとてちん」など2席を収録している。
最近ホントに落語の音源化、映像化が盛んですね。普通の音楽がCDでは売れない時代、いったいどれくらい売れるもんなんでしょうか。ただそれ以上にこの『恩田雅和支配人は「落語は『消える芸』なので音源や映像として残して、後世に伝えることができる」』という言葉に感銘を受けました。そうか消える芸か。そうだよ一番はやっぱりライブなんだよ。
落語がブームとは言え、希少音源をCD化した昭和戦前面白落語全集 東京篇、昭和戦前面白落語全集 上方篇がこれだけ売れているとは驚きです。
歴史的価値のある音源の発掘などをしている「日本音声保存」(1999年設立)は、明治から昭和初期のSP盤に記録された落語をCDに焼き直した「昭和戦前面白落語全集」を一昨年秋にリリース。初CD化の作品が多いもの珍しさもあってか、東京篇(へん)(全16枚、2万5200円)は約一千セット、上方篇(全8枚、1万2600円)は約八百セットと、約一年で「期待を上回る売り上げ」(企画制作部)。インターネットを通じての購入者が約三割という。
東京新聞:ユニークな音源がウリ 日本音声保存 SP盤復刻、最古の録音も:放送芸能(TOKYO Web)より引用。
欲しいけどちょっと高い。しかし日本音声保存の落語ページから辿って「「東京篇」、「上方篇」を見ていると物欲が沸々とわいてきます。
今回これを知ったのは東京新聞の記事だったのですが、どうやら2006年11月17日には朝日新聞で記事になっていたようです。asahi.com:SP落語、CD全集に復刻 コレクター2人が音源提供 - 落語 - 文化芸能
2006年、この頃はまだ落語を知ったばっかりだったなぁ。まだまだ知らないことだらけです。