落語好き以外の方々にも大評判の、立川談春著「赤めだか」。その「赤めだか」が第24回講談社エッセイ賞を受賞です。受賞は7月。つい先ほど知りました。。。(講談社エッセイ賞 - Wikipedia)
心地よい「リズムとメロディ」で語られる、談春師匠の談志師匠へのあこがれ、談志師匠の弟子である談春師匠への想い。そこからにじみ出てくる落語家であり続けることの大変さ、面白さ、奥深さ、談志師匠の不思議な魅力。この本には落語と立川流の魅力が満載です。
何はともあれ、受賞おめでとうございます。
赤めだか(立川談春)

2008年8月2日に赤塚不二夫さんがお亡くなりになりました。世間ではタモリさんの白紙弔辞の話題で持ち切りですが、談志師匠が赤塚不二夫さんを語ったインタビューがありました。
落語家・立川談志(72)が3日、都内で取材に応じ、2日に肺炎のため亡くなった赤塚不二夫さんについて語った。談志と赤塚さんは40年来の付き合いで、98年には赤塚さんが「立川不二身(ふじみ)」の高座名で立川流に入門したことも。「あの人の絵は好きじゃなかったけど、内容を読んでめったに笑わないオレが笑った」と認め合った関係。「楽になってよかったな」と談志流の優しさで赤塚さんをしのんだ。
談志節「めったに笑わないオレが笑った」…赤塚さんへ40年の思い込め
談志師匠は赤塚不二夫、赤塚不二夫作品を「狂気」と評しています。
談志は「あの人の絵が好きじゃなかった」と赤塚作品を読んでなかったが、読んでみると「あんまりばかばかしいんで、めったに笑わないオレが笑った」「常識、非常識を超えたものが詰まっている。狂気の奥にあるイリュージョンがね」と評価し「ジャンルはちがうけど、オレも最終的に狙ってるのは赤塚とイコール」と認めていた。
全てが混沌となったカオスな作品世界は、確かに狂気と言えるんだな。さて、談志師匠は僕たちをいったいどんな世界に連れて行ってくれるんでしょうか。この時代を共有できていることを幸せに思います。
喜久亭 寿楽さんがお亡くなりになりました。
喜久亭 寿楽氏(きくてい・じゅらく=落語家、本名・大杉正伸=おおすぎ・まさのぶ)17日、肝硬変のため横浜市鶴見区矢向5の7の31の自宅で死去、56歳。横浜市出身。
喜久亭寿楽氏死去 落語家より。
1969年に談志師匠に入門。喜久亭 寿楽さんが落語協会の真打ち昇進試験で不合格になったことがきっかけで、落語立川流が発足しています。
泣く子も黙る天下の談志師匠。師匠の弟子で、『赤めだか』も人気の談春さん。そのお二方の落語会「赤めだか』も人気の談春さん。そのお二方の落語会「立川談志・談春親子会 ~en-taxiの夕べ」が歌舞伎座で開催されました。
asahi.comに掲載されいている、〈観流〉談志・談春親子会 伝承というドキュメンタリーをお読みください。
談志師匠の体調が悪いことは聞いておりましたが、まさかこんなに悪いとは。。。まだ生で師匠の落語を体験したことがありません。師匠がご存命の間は、こんな私は落語を語る資格はありません。いつか聞ける日を期待して。
談春は一席目に「慶安太平記」から「善達の旅立ち」。旅先の言い立てもよどみなく、歯切れ良く聞かせる。とくれば次は談志の「吉田の焼き打ち」と、師弟のリレー落語を期待するのが当然。
だが談志は絞り出すように「声がこういうわけでご勘弁を」と切り出し、おなじみの小咄(こばなし)やジョークから「やかん」へ。合間に「これが最後の舞台かも知れませんよ、冗談じゃなく」「舞台で芸人が困ってるのを見てるって、どんな気持ちですか?」といった生の言葉を挟む。楽屋に「誰か代演を頼んどいた方がいいぞ、志ん朝なんか」と不吉な言葉を投げる場面もあった。
最近の談志はこうした高座を「おれは落語のドキュメンタリーを見せてるんだ」という。弟子に身をもって教える芸の一つと考えられなくもない。談春の二席目は談志の十八番「芝浜」。芸の伝承という、これも確かにドキュメンタリーである。
開業医の立川らく朝さん。立川流の真打ち昇進試験に再挑戦だそうで。
らく朝は昨年11月、真打ち昇進をかけて落語会「真打ちトライアル」を開いたが、昇進は持ち越された。再挑戦となる今回は10月までの毎月25日に同じ会場で毎回ゲストを迎え落語を披露、最終回の10月25日に立川流家元の談志が出演、真打ち昇進の“合否”を判定する。
【落語】らく朝 真打ちへ“追試” - MSN産経ニュースより。
立川流の真打ち昇進はかなり厳しいと言われていますが、らく朝さんは医師でもあり落語家でもあり。このバイタリティにはいつも感服しています。さて、今回の昇進試験の結果は如何に。
立川談春師匠がエッセー集を出版されました。
師匠・立川談志に入門して真打ちになるまでの修業時代の体験を中心にまとめた初エッセー『赤めだか』(扶桑社)を出版した。
談志のすごさ残したい 立川談春、初のエッセー集出版 - MSN産経ニュースより。
あらすじは記事の通りだと思うので割愛。
談春師匠の高座は何回か見ていますが、師匠の人生には何があったのか、気になるところです。
ここで「赤めだか」の誕生秘話映像を見れますよ。「残ることはとてつもないこと。死んだ後も勝手に成長していくかもしれない。」と、書くことに対する面白さ辛さを語っていらっしゃいます。