立川志らくさんが談志師匠の事を語った本「雨ン中の、らくだ」が、2月19日に出版されます。
落語家、立川志らく(45)の新著『雨ン中の、らくだ』(太田出版)が19日に出版される。落語や映画についての著書がある志らくが、初めて師匠の立川談志について書いた本だ。「弟子が師匠を論ずることはできない。論ずるということには批判が入るから。師匠から何を教わり、何を感じたか、師匠の言葉を書いた」という。師匠と弟子の姿がリアルにつづられている。(松垣透)
立川志らく『雨ン中の、らくだ』出版 師匠との逸話満載 (1/2ページ) – MSN産経ニュースより。
『無理に師匠とのことを引っ張り出したわけでなく、印象的なこと、印象に残っていることを嘘偽りなく書いた』とのことで、談春さんの著作「赤めだか」で触れていた、志らくさんの「築地への修行の拒否事件」ももちろん書かれています。とりあえず読まないと。

▲雨ン中の、らくだ
志らくさんの前著「全身落語家読本」も同時に買います。
喉頭がんを克服された立川流家元、談志師匠のインタビューが掲載されています。
老境に入った芸人はどう生きるべきか。喉頭(こうとう)がんを克服して昨年暮れ、高座に復帰した落語立川流家元、立川談志が模索を続けている。「年齢相応の枯れた芸」をかたくなに拒み、「現代に生きる落語」にこだわり続ける談志に心境を聞いた。
asahi.com(朝日新聞社):老いても、枯れない 喉頭がん克服、高座復帰の談志 – 落語 – 舞台
刺激的な娯楽がたくさんあるこの現代。その現代で、落語を如何にして現代の落語として進化させていくか。家元はまだまだ戦い、挑戦し続けます。
「年だからって戦線を縮小するつもりはない。でも自然にそうなっちゃうかも知れない。それがひどいなと感じたら、『やめよう』ということになる。でも、フレッド・アステアみたいに、やめられないんじゃないかな。身に染みこんだものは」
行ける限り落語会に行かなければ絶対後悔しますね、間違いなく。
立川談志 公演予定他

▲人生、成り行き―談志一代記
昭和49年(1974)7月30日に始まった「にっかん飛切落語会」。今でも新にっかん飛切落語会として続いている落語会ですが、この度11枚組のCDボックスで貴重な音源が発売されました。

にっかん飛切落語会名人撰CD-BOX
収録されている主な方と演目は下記の通り。
六代目
三遊亭圓生 |
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五代目
柳家小さん |
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十代目
金原亭馬生 |
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三代目
三遊亭圓歌 |
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五代目
春風亭柳昇 |
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五代目
三遊亭圓樂 |
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三代目
古今亭志ん朝 |
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五代目
春風亭柳朝 |
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八代目
橘家圓蔵 |
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五代目
立川談志 |
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この「王道の落語残したかった 円楽ら“四天王”CDに (1/2ページ) – MSN産経ニュース」で円楽さんが、「にっかん飛切落語会」について語っています。
「当時は外道の落語がもてはやされていましたから、この会ではそれに対して、こういうのが正統派の落語なんだと。そんな気持ちで落語をやりましたね」
最後に今の観客の態度への注文も。
「昔は下手な落語家の時は寝ていて、うまい落語家が出てくるとぱっと起きる聞き上手が客席にたくさんいましたが、今の客は誰が出てきても笑っている。これじゃ落語家は育ちません」
はい、耳が痛いです。
フジテレビの深夜枠で放送されていた、立川談志師匠の「落語のピン」。
談志師匠が落語を披露し、若手も落語という番組。
その「落語のピン」の談志師匠の落語がDVD化されました。
[収録内容]
Disc1 : 鮫講釈(93/4/7放送)、お化け長屋(93/4/14放送)、短命(93/4/21放送)
Disc2 : 権助提灯(93/4/28放送)、紙入れ(93/5/5放送)、疝気の虫(93/5/12放送)
Disc3 : 人情八百屋(93/5/19放送)、四季折々(93/5/26放送)、富久(92/12/29「年の瀬落語会」放送)
vol.1となっているので、これは家元以外のもリリースされるのかもしれないですね。期待。
こちらで出演者と演目が網羅されています。すごい面子ですね。

▲立川談志~「落語のピン」セレクション~DVD-BOX Vol.1
落語好き以外の方々にも大評判の、立川談春著「赤めだか」。その「赤めだか」が第24回講談社エッセイ賞を受賞です。受賞は7月。つい先ほど知りました。。。(講談社エッセイ賞 – Wikipedia)
心地よい「リズムとメロディ」で語られる、談春師匠の談志師匠へのあこがれ、談志師匠の弟子である談春師匠への想い。そこからにじみ出てくる落語家であり続けることの大変さ、面白さ、奥深さ、談志師匠の不思議な魅力。この本には落語と立川流の魅力が満載です。
何はともあれ、受賞おめでとうございます。
赤めだか(立川談春)

2008年8月2日に赤塚不二夫さんがお亡くなりになりました。世間ではタモリさんの白紙弔辞の話題で持ち切りですが、談志師匠が赤塚不二夫さんを語ったインタビューがありました。
落語家・立川談志(72)が3日、都内で取材に応じ、2日に肺炎のため亡くなった赤塚不二夫さんについて語った。談志と赤塚さんは40年来の付き合いで、98年には赤塚さんが「立川不二身(ふじみ)」の高座名で立川流に入門したことも。「あの人の絵は好きじゃなかったけど、内容を読んでめったに笑わないオレが笑った」と認め合った関係。「楽になってよかったな」と談志流の優しさで赤塚さんをしのんだ。
談志節「めったに笑わないオレが笑った」…赤塚さんへ40年の思い込め
談志師匠は赤塚不二夫、赤塚不二夫作品を「狂気」と評しています。
談志は「あの人の絵が好きじゃなかった」と赤塚作品を読んでなかったが、読んでみると「あんまりばかばかしいんで、めったに笑わないオレが笑った」「常識、非常識を超えたものが詰まっている。狂気の奥にあるイリュージョンがね」と評価し「ジャンルはちがうけど、オレも最終的に狙ってるのは赤塚とイコール」と認めていた。
全てが混沌となったカオスな作品世界は、確かに狂気と言えるんだな。さて、談志師匠は僕たちをいったいどんな世界に連れて行ってくれるんでしょうか。この時代を共有できていることを幸せに思います。
喜久亭 寿楽さんがお亡くなりになりました。
喜久亭 寿楽氏(きくてい・じゅらく=落語家、本名・大杉正伸=おおすぎ・まさのぶ)17日、肝硬変のため横浜市鶴見区矢向5の7の31の自宅で死去、56歳。横浜市出身。
喜久亭寿楽氏死去 落語家より。
1969年に談志師匠に入門。喜久亭 寿楽さんが落語協会の真打ち昇進試験で不合格になったことがきっかけで、落語立川流が発足しています。
泣く子も黙る天下の談志師匠。師匠の弟子で、『赤めだか』も人気の談春さん。そのお二方の落語会「赤めだか』も人気の談春さん。そのお二方の落語会「立川談志・談春親子会 ~en-taxiの夕べ」が歌舞伎座で開催されました。
asahi.comに掲載されいている、〈観流〉談志・談春親子会 伝承というドキュメンタリーをお読みください。
談志師匠の体調が悪いことは聞いておりましたが、まさかこんなに悪いとは。。。まだ生で師匠の落語を体験したことがありません。師匠がご存命の間は、こんな私は落語を語る資格はありません。いつか聞ける日を期待して。
談春は一席目に「慶安太平記」から「善達の旅立ち」。旅先の言い立てもよどみなく、歯切れ良く聞かせる。とくれば次は談志の「吉田の焼き打ち」と、師弟のリレー落語を期待するのが当然。
だが談志は絞り出すように「声がこういうわけでご勘弁を」と切り出し、おなじみの小咄(こばなし)やジョークから「やかん」へ。合間に「これが最後の舞台かも知れませんよ、冗談じゃなく」「舞台で芸人が困ってるのを見てるって、どんな気持ちですか?」といった生の言葉を挟む。楽屋に「誰か代演を頼んどいた方がいいぞ、志ん朝なんか」と不吉な言葉を投げる場面もあった。
最近の談志はこうした高座を「おれは落語のドキュメンタリーを見せてるんだ」という。弟子に身をもって教える芸の一つと考えられなくもない。談春の二席目は談志の十八番「芝浜」。芸の伝承という、これも確かにドキュメンタリーである。
開業医の立川らく朝さん。立川流の真打ち昇進試験に再挑戦だそうで。
らく朝は昨年11月、真打ち昇進をかけて落語会「真打ちトライアル」を開いたが、昇進は持ち越された。再挑戦となる今回は10月までの毎月25日に同じ会場で毎回ゲストを迎え落語を披露、最終回の10月25日に立川流家元の談志が出演、真打ち昇進の“合否”を判定する。
【落語】らく朝 真打ちへ“追試” – MSN産経ニュースより。
立川流の真打ち昇進はかなり厳しいと言われていますが、らく朝さんは医師でもあり落語家でもあり。このバイタリティにはいつも感服しています。さて、今回の昇進試験の結果は如何に。
立川談春師匠がエッセー集を出版されました。
師匠・立川談志に入門して真打ちになるまでの修業時代の体験を中心にまとめた初エッセー『赤めだか』(扶桑社)を出版した。
談志のすごさ残したい 立川談春、初のエッセー集出版 – MSN産経ニュースより。
あらすじは記事の通りだと思うので割愛。
談春師匠の高座は何回か見ていますが、師匠の人生には何があったのか、気になるところです。
ここで「赤めだか」の誕生秘話映像を見れますよ。「残ることはとてつもないこと。死んだ後も勝手に成長していくかもしれない。」と、書くことに対する面白さ辛さを語っていらっしゃいます。