落語ニュース

2008 年 9 月 20 日

桂かい枝の全米落語ツアー ついにフィナーレ

カテゴリー: ニュース — タグ: , — ねーじ @ 1:06 AM

今年の3月にお伝えした「桂かい枝の全米Rakugoツアー」。ついに、ついにフィナーレを迎えました。

上方落語の魅力を伝えようと、4月から半年間の全米横断ツアーを続けてきた落語家の桂かい枝さん(39)が17日夜(日本時間18日朝)、米・ニューヨークで、旅のフィナーレを飾る寄席公演を開いた。日本から駆けつけた上方落語協会の桂三枝会長らとともに新作の英語落語を熱演。満員の観客を笑わせた。

かい枝さん全米落語ツアー、「NY繁昌亭」でフィナーレより。

本当にお疲れさまでした。

ところで落語を日本人以外に楽しんでもらうとはどういうことでしょうか?

落語の楽しさ面白さは、日本語の微妙なニュアンスまで理解して初めてわかるものだと思います。単に英訳するだけでは、面白さはほとんど伝わりにくいはずです。では、落語の面白さはどこから生まれるのでしょうか?

噺家が空気感を醸成し、観客はそれを味わうという、場の一体感がおそらくポイントなんだろうと思います。いわゆるライブです。つまり落語はライブ。落語はリズム。ただ大前提が言葉と文化が共有できていること。では、かい枝さんは今回どうやったか。

扇子や手ぬぐいを使い、独特のしぐさを解説。観客が一緒になり、うどんをすするまねをする場面もあった。

この日のために作った英語落語は日本で体験した不思議な習慣やマナーについて米国人がまくし立てるとの筋立て

観客と一緒に盛り上げる工夫と、好奇心をそそり、共感できる題材。どんな光景だったのか見てみたい。

古典落語を現代にマッチするように再構築するだけでも多大な労力が必要なのに、日本人以外にも楽しんでもらえるようにチャレンジし続けるかい枝さん。どんどんRakugoに近づいているのだと思います。次のステップは、Rakugoファン、マニアを世界中に生む事でしょうか :)

これはインターネットが力になりますね。世界とコミュニケーションを取って、日本人以外に落語に興味を持ってもらう事。グローバリゼーションの波に乗せてみたいです。

▼知識資本主義

2008 年 4 月 2 日

桂かい枝アメリカへ

カテゴリー: ニュース — タグ: , — ねーじ @ 9:57 AM

このブログでも桂かい枝の全米RAKUGO落語ツアーに書きましたが、ついにかい枝さんがアメリカに旅立ちました。

桂かい枝は日米の扇子を手に「行ってきます」 4月から半年間の「全米RAKUGO武者修行ツアー」を開催する落語家・桂かい枝(38)が3月31日、1カ月遅れで合流する純子夫人(28)らの見送りを受けて、関西国際空港からアメリカへ出発した。

桂かい枝米へ出発…4月から「−武者修行ツアー」(芸能) — スポニチ Sponichi Annex 大阪より。

既に現段階で24都市37公演決定しているとのことですが、もっともっと多くの講演をしていただき、海外に人にもRAKUGO (LUCK GO)、日本の文化に触れる機会をつくってもらいたいものです。期待しています!

2008 年 3 月 9 日

落語に魅せられたカナダ人「カナダ亭恋文」

カテゴリー: コネタ — タグ: , , , — ねーじ @ 3:53 PM

YOMIURI ONLINEに自分探しの旅・・・カナダ人 落語に魅せられという記事がありました。

カナダ人のグレッグ・ロービックさん。トロント大を卒業した後、ミュージカルの脚本家をしてみたり、来日して歌舞伎に触れたり、日本語を習得したり。その途中、出会ったのが落語「寿限無」。この噺を聞いたグレッグさん『「豪華な装飾もなく、話芸と扇子と手ぬぐいだけで、これほど想像力をかき立てられるなんて。僕がやるのはこれしかない」』と、落語家への道を進む決心をされたとのこと。

今はまだ弟子入りしているわけではなく、大阪芸大大学院で上方落語の研究をしているようですが、落語を桂かい枝さんに教わりながら、「カナダ亭恋文(ラブレター)」という芸名で公演をしているみたいです。記事にもありますが、どなたかに弟子入りしてさらなる活躍期待しています。

ちなみに弟子入りが実現すると「上方落語では初のガイジン落語家の誕生!」となるそうです!期待期待!(カワムツブログ! | 落語家のたまご☆カナダ亭恋文(ラブレター)

2008 年 3 月 8 日

桂かい枝の全米RAKUGO落語ツアー

カテゴリー: ニュース — タグ: , — ねーじ @ 2:18 AM

スポニチアネックスOSAKAに英語落語の桂かい枝、全米RAKUGOツアーへ意欲という記事がありました。

落語家・桂かい枝(38)が4月から半年間、アメリカを車で横断しながら落語を広める「全米RAKUGOツアー」に出ることになり5日、大阪市内で会見した。これまで、12カ国31都市で英語落語を披露してきたかい枝は「都市部でない場所でも通用するのか試してみたい」と意欲的。今回は夫人と2人の娘も一緒に渡米する。

かい枝さんと言えば、個人的にはNHK教育テレビのいまから出直し英語塾の客役のイメージが強いです。
(余談ですが、NHKの公式サイトにはかい枝さんのかっこいい写真がw)

ということをWikipediaで調べていたら、かい枝さんのページにこんな肩書きが!ECCアーティストカレッジ英語落語教室講師。なかなか貰えない肩書きです。

2008 年 2 月 27 日

こっちがホントのR-1?『東西若手落語家コンペ』

昨日のエントリーで「R-1ぐらんぷりのRは落語のR?」なんて書きましたが、昨日26日にタイミング良く『東西若手落語家コンペティション』なるコンペのグランドチャンピオン大会が開かれていました。

年間チャンピオンの立川志の吉さん若手落語家が芸を競い合う「東西若手落語家コンペティション」の優勝者を一堂に集めたグランドチャンピオン大会が、2月26日午後7時から東京都千代田区・内幸町ホールで開かれ、立川志の吉さんが年間チャンピオンの座に輝いた。
東西若手落語家コンペ - 47NEWS(よんななニュース)

ここで動画も少しばかり見ることができますよ。

さてそもそもどんなコンペかというとこういう型式。

次代を担う若手落語家の育成を目的に、共同通信社が主催、落語家春風亭小朝さんらがつくる「六人の会」が協力して昨春にスタートしたプロジェクト。これまで、隔月で5回行われたコンペでは、各回ごとに、真打ちの域をめざす東西の二ツ目クラスの落語家5人が芸を競い、観客の投票で1位を選んできた。26日のグランドチャンピオン大会では、この5人の1位獲得者がそろい、当日の観客の投票で優勝者を決めた。

ちなみに第一回から第五回の詳細はこの通り。(ただいま情報収集中…)

第一回
  1. 笑福亭由瓶 「はてなの茶碗」
  2. 立川志ら乃 「大工調べ」
  3. 笑福亭たま 「ホスピタル」
  4. 春風亭一之輔 「鈴ヶ森」
  5. 春風亭栄助 「修学旅行の夜」

出演順はその日に舞台上で決定し演目もその場で!面白いです。こういう会に行って次代の落語家の噺を聞きたいです。

最後に小朝師匠のコメントを。

さて、夜のコンペティションですが、グランプリに輝いたのは猿後家を演じた立川志の吉さんビックリマーク
毎回の優勝者5人が集まってのグランドチャンピオンですから立派なものです
上方のかい枝さん、たまさん、まん我さんといえば、今もっとも勢いのある若手です

しかも、もうひとりは先日、大きな賞をとったばかりの好二郎さんですから、そのみなさんを押さえての優勝は価値があります

ただひとつ残念だったのは、わが落語協会の若手が誰も決勝に残れなかったこと
2008年度はぜひ頑張ってもらいたいものです
東西若手落語家コンペティション|春風亭小朝オフィシャルブログ