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タグ別アーカイブ: インタビュー
スーツ落語はどうだろう
『落語家はなぜ噺を忘れないのか』を執筆した柳家家緑さんが、新しい試みができないかインタビューで答えられています。 人気落語家の柳家花緑が「スーツ姿でいすに座って落語ができないか」と考えている。「近いうちに実験してみたい」という。突拍子もない考えのようだが、現代落語のあり方を真剣に考えた末のアイデアだ。 asahi.com(朝日新聞社):新機軸「スーツ落語」 柳家花緑、いすで新作の試み – 落語 – 舞台より。 なぜこういうアイデアを思いつくに至ったか。伝統芸能になってしまった落語を、現代芸能としてまた活躍させたいという想いがあるようです。 「江戸時代の寄席は、落語家も客も同じ着物姿で座布団に座っていた。噺も昔話ではなく、同時代の噺で熱狂していた。それなら我々もお客さんと同じ洋服で、いすに座って新作をやっていいはず」 その後、客は洋服になったが落語家は着物のまま。噺も古くなり、高座と客席に距離が生まれて、落語は「伝統芸能」になった。それを原点に戻そうという狙いだ。 いすに座ってスーツで落語をすることで何が変わるのか。家緑さんは、2つメリットを挙げています。 落語が活躍できる幅が広がる 国際化への道が開ける デメリットも挙げています。誰でも落語に参入できるようになり、競争が激しくなる。 ただ個人的には、今の落語会に競争が生まれれば、結果的にいい結果に結びつくのではないかと思いました。今の着物に座布団というスタイルも残しつつ、一方で、寄席だけでなく、様々な場面にマッチする現代の落語のスタイル。 この辺は、談志師匠が現代落語論で語っていることが、ようやく実現できる機運が高まってきたという気がします。 ▲落語家はなぜ噺を忘れないのか
桂文珍さんのインタビュー
桂文珍さんのインタビュー記事が3本だてで掲載されています。 【人、瞬間(ひととき)】あのとき 落語家・桂文珍さん(59)(上) 【人、瞬間(ひととき)】あの言葉 落語家・桂文珍さん(59)(中) 【人、瞬間(ひととき)】あの飛行 落語家・桂文珍さん(59)(下) まず一本目は阪神大震災に被災された時のお話。僕も飛び起きたのをよく覚えています。日頃軽微な地震の多い和歌山でしたが、地震慣れしている僕が「これは変だ」とドキドキしていました。神戸にお住まいの文珍さんは、被災してもなお、落語家として高座に上がる。どうしようもない日常はそばにある。その中でお感じになったこと。 「震災を経験して大切にするようになったのは、積み重ねた芸の力、それと人と人の絆(きずな)ですね。どちらも地震では壊れないでしょ。人間はしょせん大自然の力にはかなわないけど、壊れないものは、きっとあります」 明日、地震が起きたら、僕にはいったい何が残るんだろうか。