立川談笑さんのコラムが、なんと日経BPのインターネットサイト nikkei BPnet で読めますよ。コーナー名は「落語のチカラ」
記念すべき第一回は、前座時代の理不尽さを語る「ギッタギタにぶちのめしたい」と思った日々」。ただ、ここはビジネス社会ど真ん中に立つ日経BPのワンコーナー。どんな話につながるのかと期待して2ページ目。
落語の課題は、好きで入った世界ですからなんとかなります。問題は、それ以外。例えば、都々逸(どどいつ)や俗曲。「梅は咲いたか」「さのさ」「とっちりとん」。ぶっちゃけ、20代の若者には聴いたこともないしまるで興味は湧きません。
さあ、「興味のないスキルを身に付ける」というこのハードルに、皆さんならどう対処しますか?
テーマは「ビジネスでも使える プロの落語家を目指した時に使った大量記憶術」とのことで、次回が非常に楽しみです。
映画館で本編が始まる前に流れる映画予告。それをスクリーンではなく落語でやったら…?
映画の上映前に、落語家の立川志の輔の一番弟子・立川志の吉が、これから上映される映画の予告編を、生で落語で披露するという「落語deナマ予告」という初めての試みが行われた。
映画/前代未聞! 立川志の吉が落語で映画予告編を披露 紀香&陣内ネタに爆笑! – cinemacafe.net
志の吉さんが落語で予告編を披露したのは、韓国映画『スキャンダル』『オオカミの誘惑』『JSA』『スカーレットレター』の4作品。
映画の落ちを言わない様にするのが、普段の落語とは勝手が違う(asahi.com(朝日新聞社):立川志の吉「オチなし」落語で映画生予告)とのことでしたが、ペ・ヨンジュンになりきったり、時事ネタを挟んで陣内智則、藤原紀香の離婚問題を取り上げたりと、面白い時間になったようです。

▲ 談志映画噺
少し前のニュースになってしまいますが、「日本演芸若手研精会」という二ツ目が出演する会を30年続けてきた稲葉守治さんが3月10日にお亡くなりになりました。
若手を育てる落語会を30年にわたって手弁当で続けてきた東京の稲葉守治さんが10日、肝臓がんで亡くなった。75歳だった。13日の告別式には、故人に育てられた落語家が集まって別れを惜しんだ。
稲葉さんは、見どころのある二つ目を出演させる「日本演芸若手研精会」を79年から月例で開催。3月5日に開いた会が第331回だった。
asahi.com(朝日新聞社):落語家育て30年、人生に幕 東京・稲葉さん – 落語 – 舞台より。
30年間続け、「巣立った落語家は柳家さん喬、三遊亭楽太郎、三遊亭小遊三、五街道雲助らベテランから、林家たい平、柳亭市馬、柳家三三ら」というそうそうたる顔ぶれ。
多くの方々のブログに、たくさんこの話題が投稿されています。
この会にはお邪魔したことがなかったのですが、稲葉さんは情熱あふれる方だったんだろうなぁ、と、ヒシヒシと伝わってきます。合掌。
桂三枝さんがトビウオを題材にした落語を完成させ、お披露目が近いようです。
和歌山県串本町の魚、トビウオをテーマにした落語づくりを計画している人気落語家の桂三枝さんがこのほど、公演のあった田辺市で「落語は完成しており、お披露目の時期や場所を検討している」と話した。
三枝さんのトビウオ落語 お披露目を検討 – AGARA紀伊民報より。
なぜトビウオを題材にした落語を作ることになったかと言うと、串本で漁業を営む岡治さんが「落語好きで、タイをテーマにした落語があるのを知ったことから、三枝さんにトビウオの落語をつくってもらおうと計画。昨年4月、約500人の署名を手渡して要望」したというのが経緯。岡治さんの熱意が、流れを生んだんでしょうね。
ちなみに、串本と言えば本州最南端で、トルコの軍艦が沈んでいる町(エルトゥールル号遭難事件 – Wikipedia)。数年前に串本に行って大島散歩を楽しみました。串本に行ったときには、ここでカツオ茶漬けをぜひ。

▲ さよなら動物園 (桂三枝の落語絵本)
えらく更新が止まってしまっていましたが、そろそろ再開させたいです。ぼちぼちやっていきますので、どうぞお付き合いの程を願っておきます。
まず久しぶりのニュースは、ソニーから落語専門のレーベルが誕生したというものです。
初の落語専門レーベル「来福」がソニー・ミュージックダイレクトから誕生したのを記念し16日、都内で落語コンベンションが開催された。第1弾として4月22日に、新作落語を作るSWA(創作話芸アソシエーション=春風亭昇太、柳家喬太郎、三遊亭白鳥、林家彦いち)の「SWAのDVD」が発売される。
asahi.com(朝日新聞社):ソニーが「来福」で初の落語専門レーベル – 日刊スポーツ芸能ニュース – 映画・音楽・芸能
当日のSWAメンバーのブログによると、『本日我々、慣れないご挨拶や乾杯の発声を一生懸命やりました~。』ということですので、このレーベルの看板落語家ですねぇ。
ソニーで落語といえば、昨年発売されて大ヒットした志ん朝のTBS「落語研究会」での映像を収めたDVD。このヒットに目を付けて、ではないでしょうが、今回の落語ブームのうねりは、本物、もしくはしばらく続くという判断なんでしょうね。
今まで出ていなかった「
SWAのDVD」が出るということで、もの凄く楽しみです。冗談かと思ったら、タイトルはそのまま「
SWAのDVD」。
記事によると『今後、朝日名人会や三遊亭円生のDVD、故古今亭志ん朝さんの50枚組CDなどを発売予定。』ということなので、乞うご期待ということですね。
昨年5回開催された若手落語家が競う「東西若手落語家コンペティション 2008」。各回のチャンピオンが集まって、2008年の王者を決める「グランドチャンピオン大会」が開かれました。
東西若手落語家コンペティション2008グランドチャンピオン大会(共同通信社主催)が22日、東京・紀尾井町の紀尾井小ホールであり、桂吉朝門下の桂よね吉さんが2代目のグランドチャンピオンに輝き、賞金50万円を手にした。
若手落語家コンペ:桂よね吉が2代目グランドチャンピオンに – 毎日jp(毎日新聞)
今回の出場者は第一回から順に、古今亭朝太さん「片棒」、桂よね吉さん「七段目」、三遊亭鳳志さん「徂徠豆腐」、春風亭一之輔さん「不動坊」、桂吉坊さん「あみだ池」。
今回よね吉さんが素晴らしいのは、くじで出番がトップになったのにも関わらず、グランドチャンピオンに輝いている事。特に緊張するトップバッターですが、よね吉さん曰く『トップになった時点で半分ほどあきらめました。それでちょっと力が抜けたのがよかったのかもしれない。楽しむしかないと思いました』。トップバッターを楽しむ心意気が、この結果を呼び込んだのでしょうか。おめでとうございます。
立川志らくさんが談志師匠の事を語った本「雨ン中の、らくだ」が、2月19日に出版されます。
落語家、立川志らく(45)の新著『雨ン中の、らくだ』(太田出版)が19日に出版される。落語や映画についての著書がある志らくが、初めて師匠の立川談志について書いた本だ。「弟子が師匠を論ずることはできない。論ずるということには批判が入るから。師匠から何を教わり、何を感じたか、師匠の言葉を書いた」という。師匠と弟子の姿がリアルにつづられている。(松垣透)
立川志らく『雨ン中の、らくだ』出版 師匠との逸話満載 (1/2ページ) – MSN産経ニュースより。
『無理に師匠とのことを引っ張り出したわけでなく、印象的なこと、印象に残っていることを嘘偽りなく書いた』とのことで、談春さんの著作「赤めだか」で触れていた、志らくさんの「築地への修行の拒否事件」ももちろん書かれています。とりあえず読まないと。

▲雨ン中の、らくだ
志らくさんの前著「全身落語家読本」も同時に買います。
「笑点」の司会でおなじみの桂歌丸さん。体調を崩され、独演会の仲入りで退席し、翌日受診され発覚いう流れのようです。
日本テレビの人気番組「笑点」の司会でもおなじみの落語家・桂歌丸(72)が2日、肺気腫のため都内の病院に緊急入院した。このため、東京・江戸川区総合文化センター小ホールでこの日に出演を予定していた「江戸川落語会」をキャンセル。代演は三遊亭小遊三(61)が務めた。
桂歌丸:「肺炎の一歩手前」…緊急入院 – 毎日jp(毎日新聞)より。
記事中の奥さんの言葉によると、召し上がっておられるようなので、今のところ心配はなさそうです。一安心。
それにしてもやはりプロ。この執念は見習わなければなりません。
歌丸は点滴を受けた後に落語会に行き、その後病院に戻ろうとしたが、医師から「無理をしたら命の保証はできない」とドクターストップがかかり、出演を断念した。
asahi.com(朝日新聞社):桂歌丸、気管支炎悪化させ緊急入院 – 日刊スポーツ芸能ニュース – 映画・音楽・芸能より。

▲NHK新落語名人選 桂歌丸
先日お伝えした高座を備えたカフェ「先日お伝えした高座を備えたカフェ「らくごかふぇ」。本日遂にオープンとなりました。
「若手落語家とファンが交流できる場を」と、店内に高座を備えた「らくごカフェ」がきょう3日、東京・神田神保町に本格オープンする。
若手とファン、交流の場 神田神保町に「らくごカフェ」 – MSN産経ニュースより。
さすがに今夜は前売り完売だったそうです。近々お邪魔してみます。どんな出会いが待っているでしょうか。
学校で落語のニュースを3連発で。
小学生が落語を演じる寄席が25日、津市久居東鷹跡(たかと)町の市久居ふるさと文学館で開かれた。津市立南立誠小(津市桜橋)落語クラブの児童4人が演じ、訪れた約70人を楽しませた。児童たちは「今後も落語を続けたい」と満足そうに話していた。
落語:児童4人が寄席--津・南立誠小 /三重 – 毎日jp(毎日新聞)
京都市伏見区の藤ノ森小で、児童らの「落語・漫才クラブ」が活動している。4−6年の28人が2−4人ずつユニットを組み、月1回のクラブ活動の時間に、それぞれ持ちネタを練習。まだ未完成の部分も多いが、演じる児童は笑顔で取り組んでいる。
校内を笑わせまっせ〜 藤ノ森小に落語・漫才ク発足:京都新聞
そして最後は「清泉女子大学落語研究会」。
最初の二つは小学校。三つ目は女子大の落研。落語ファンが育つ土壌になることを願っています。
津市の小学生は「手水廻し」を演じたそうですよ。その意気込みに感服です。

▲落語の授業