古典落語だけを公演するビクター落語会。その映像をひかりTVで見放題になりました。
NTTぷららが運営する映像配信サービス「ひかりTV」は、古典落語が見放題となるオプションプラン「ビクター落語会・プレミアムパック」を9月1日に開始する。料金は月額1050円。
ひかりTV、古典落語が見放題のオプションプランより。
生憎ひかりTVは見られないんですが、環境がある方はぜひ。ハイビジョンでも配信されるそうですよ。噺家の表情、仕草まで感じ取れるんでしょうね。
9月提供の十席
柳屋さん喬 「ねずみ」
柳家権太楼 「青菜」「お菊の皿」
古今亭志ん輔 「宿屋の富」
入船亭扇遊 「夏どろ」
春風亭正朝 「へっつい幽霊」
柳家喜多八 「居残り佐平次」
柳亭市馬 「茶の湯」
橘家圓太郎 「厩火事」
五明樓玉の輔 「死神」
作品は毎月10本を用意し、月ごと5本ずつ作品の入れ替えを行うとのことです。
日本移民百周年を記念したイベントの一つ「寄席ブラジル公演」がブラジルで開催されていました。
日本移民百周年の今年は盛大な祝典行事の傍ら、数々の日本伝統芸術がブラジルで公開され、かってない日本伝統文化との接触の機会が作り出されていますが、今回、国際交流基金が取り持つ寄席ブラジル公演もまたそうした機会をもたらしてくれます。出演者一同は、必ず会場を沸かせて見せると張り切っておりますので、ご期待ください。
BUNKYO :: Sociedade Brasileira de Cultura Japonesa e de Assistência Social - 寄席ブラジル公演
公演日程が8月17日から24日でしたので、もう終了しています。どこかにレポートされていないか探しています。遠く離れたブラジルの地で、いったいどんな落語が披露されたのでしょうか。気になります。
出演者:
落 語:三笑亭茶楽(さんしょうていちゃらく)
紙切り:林家今丸(はやしや いままる)
曲独楽:やなぎ南玉(やなぎ なんぎょく)
9月1日から圓楽党のホームグラウンドお江戸両国亭で、三遊亭好二郎改め三遊亭兼好さんの真打ち披露興行が始まります。

面白い記事がありました。
兼好は平成10年、三遊亭好楽に入門。真打ち昇進と同時に名乗る「兼好」は、「徒然草」で知られる吉田兼好と同じ名前だが、落語家で「兼好」を名乗った人の例は知られていない。
【落語】三遊亭兼好が真打ち披露興行より。
落語家にありそうな名前ですが、今までいなかったのは不思議です。でもなー、なんか違和感が、、、と思っていたのですが、兼好さんも。
「いや、こんな名前で真打ちになるとは思っていませんでしたよ。師匠に考えていただいたんですが、初めて言われたときはリアクションに困りました。落語家として大きな名前ではないし、かといってふざけた名前でもない。“どうだ”といわれても…ねえ」と、本人は笑う。
確かに、そうですよね。ちょっと思考が停止してしまう名前です。でも決まったら、「“徒然草の兼好”ではなく“落語の兼好”を知ってもらう」のみですね。興行も期待しています。
両国亭番組表
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桂つく枝さんが約90年ぶりに復活する名跡「桂文三」襲名されることが決定しました。
落語家の桂つく枝さん(41)が25日、大阪市内で記者会見し、来年5月に「5代目桂文三」を襲名することを明らかにした。
文三は上方落語の由緒ある名跡。明治、大正期に活躍した3代目は、赤塗りの人力車を乗り回して有名だった。4代目が亡くなって以来、約90年ぶりに復活する。
約90年ぶりに「桂文三」の名跡復活より。
襲名披露興行はもちろん盛大に。2009年5月16日に大阪市の「なんばグランド花月」、6月14日に東京の「国立演芸場」の予定。
2008年8月2日に赤塚不二夫さんがお亡くなりになりました。世間ではタモリさんの白紙弔辞の話題で持ち切りですが、談志師匠が赤塚不二夫さんを語ったインタビューがありました。
落語家・立川談志(72)が3日、都内で取材に応じ、2日に肺炎のため亡くなった赤塚不二夫さんについて語った。談志と赤塚さんは40年来の付き合いで、98年には赤塚さんが「立川不二身(ふじみ)」の高座名で立川流に入門したことも。「あの人の絵は好きじゃなかったけど、内容を読んでめったに笑わないオレが笑った」と認め合った関係。「楽になってよかったな」と談志流の優しさで赤塚さんをしのんだ。
談志節「めったに笑わないオレが笑った」…赤塚さんへ40年の思い込め
談志師匠は赤塚不二夫、赤塚不二夫作品を「狂気」と評しています。
談志は「あの人の絵が好きじゃなかった」と赤塚作品を読んでなかったが、読んでみると「あんまりばかばかしいんで、めったに笑わないオレが笑った」「常識、非常識を超えたものが詰まっている。狂気の奥にあるイリュージョンがね」と評価し「ジャンルはちがうけど、オレも最終的に狙ってるのは赤塚とイコール」と認めていた。
全てが混沌となったカオスな作品世界は、確かに狂気と言えるんだな。さて、談志師匠は僕たちをいったいどんな世界に連れて行ってくれるんでしょうか。この時代を共有できていることを幸せに思います。
喜久亭 寿楽さんがお亡くなりになりました。
喜久亭 寿楽氏(きくてい・じゅらく=落語家、本名・大杉正伸=おおすぎ・まさのぶ)17日、肝硬変のため横浜市鶴見区矢向5の7の31の自宅で死去、56歳。横浜市出身。
喜久亭寿楽氏死去 落語家より。
1969年に談志師匠に入門。喜久亭 寿楽さんが落語協会の真打ち昇進試験で不合格になったことがきっかけで、落語立川流が発足しています。
今週末公開の映画『落語娘』で破天荒な落語家を演じる津川雅彦さん。その津川雅彦が語る「落語家を演じる難しさと役者について」というインタビューが掲載されています。
気になったフレーズをいくつかピックアップ。
落語家をやれって言われても、あんなに軽く気持ちよさ気にスラスラっと出てくるしゃべり方っていうのは、大量に練習しなきゃできない。つまり肉体訓練なんだよ。唇という肉体を使っていかに軽くしゃべれるように練習量をこなせるかってこと。
本物に見せるためには、魂を演じるのと、肉体的な存在感を見せるのとの両方の技が必要。僕は、役者は職人だと思ってる。職人はみんな技術を持ってるからね。我々にも「らしく見せる」技術があるわけさ、目標を達成する為の効率の良い訓練の仕方も技のうちだね。
行列を見ただけで、無条件に後ろに並ぶ人たちが増えたのもテレビによる影響。いわゆる「一億総白痴化」の完成だと思うね。
異端児が良い悪いは別にして一番面白い行動をするんだよ。右へならえって号令かけて、言うことをきく奴よりは、反対向くやつの方が面白いのに決まってる。特に、ものを作ってる連中は、みんながやってないことをやりたい精神があって。それが意外性と面白さにつながっていく。どこの世界でも頭の切れる奴は組織しにくいが、逆もまた真なりさ。落語界を組織しようという動きに反する、三々亭平佐みたいな文化度の高い異端児は、特に魅力があったね。
役者も落語家役はやりにくいが、噺家が映画に出ても、これまた上手くやるのは難しい。役者の芸は、芸らしく見せないところに目的があり、落語家は語る芸を楽しんでもらうんだから、芸を感じないと面白くない。歌舞伎の役者も同じく、何百年と続いてきた芸を身に付けて、伝統芸を着込んでいるから、脱ぐのもすごく難しい筈。映像の役者は、いかにリアルにやってるかのように見せるのが至芸。お互い同じ芸人だけど違うジャンルだからね。そういう意味で、両方共演しにくい。
役の魂を演ずるってことは必要だ。僕らはモノマネ屋じゃないから外見は真似しないけど、心は表現したい。
今度の場合も、平佐は立川談志をイメージした。シャイでいたずらっぽくて落語界の異端児で、気に入らない奴は傍若無人に罵倒して、結局最後は自分の可愛げで許される計算までしてる。小ずるさというか、そんな彼の性格や魂を演じたいと思ったんだ。
同じ演者でも、役者と落語家ではタイプが違うんですね。落語家が演じて見せてくれる高座での風景は、映画に負けず劣らず生き生きして素晴らしいものです。
楽太郎さんの6代目襲名披露と同じ場所で、三遊亭好二郎改め三遊亭兼好さんの真打ち昇進披露が行われました。
真打ち昇進で「三遊亭好二郎」から改名する会津若松市出身の落語家、三遊亭兼好さんの祝賀会が17日、東京・浅草の浅草ビューホテルで開かれた。
三遊亭兼好さんの真打ち昇進を祝うより。
二つ目好二郎時代に何回か拝見しました。気持ちよくポンポンと語られ、うまいなーと見ておりました。真打ち昇進でさらに磨かれた高座を期待しています!
披露会見の様子が動画で見れます。好二郎改め三遊亭兼好真打ち昇進披露会見
偉大なる噺家・三遊亭好二郎氏を応援する人々
月亭可朝ストーカー事件で桂三枝さんが代演したそうです。
落語家の桂三枝(65)が15日、大阪・天満天神繁昌亭で、元交際相手の女性にストーカー行為を繰り返したとして逮捕された月亭可朝容疑者(70)の代演を務めた。
桂三枝、月亭容疑者の代演でトリ務めるより。
三枝師匠曰く「兄さん(可朝容疑者)の代わりを、若手にさせるわけにはいかないので」。そうですよね。師匠のブログにも安堵のコメントが。
各所に波紋を広げている月亭可朝ストーカー事件。可朝を桂小米朝として預かっていた桂米朝師匠が一門会でついに一言。
「よう知らんねんけど、なんかあったらしいな。まだ(落語家を)やってたんか」
桂米朝、月亭可朝をチクリ「まだ落語家やってたんか」より。
ようやく米朝師匠は体調が回復しつつある中で、本当頭が痛い事件です。